宿泊業界は感染症リスクの影響で客足が遠のき、人件費・利益の維持に困難を極めています。そこで近年注目されているのが、非対面・非接触で宿泊できるセルフチェックインです。

多くの機器は、複数の言語に対応しているため、コロナ後の訪日外国人旅行者対策や人的ミス、人件費削減と期待が高まっています。

セルフチェックイン精算機とは、ご宿泊のお客様ご自身でチェックイン・チェックアウト・ご精算を実施して頂く機械のことを指します。

ホテルシステムのPMS（Property Management System）と連動させることで、予約内容をセルフチェックイン精算機に表示させ、お客様に確認とお手続き頂く仕組みになります。

セルフチェックイン導入のメリットについてご紹介します。

①感染症対策
新しい生活様式でパーテーションや消毒液の設置など、宿泊業界にも積極的に取り組まれていますが、対面による感染リスクは回避できない傾向にあります。

そこにセルフチェックインを導入することで、フロントでの待ち時間の短縮や非対面/非接触の対応につながります。

②人的ミス（ヒューマンエラー）の減少
人は単純作業を繰り返すと集中力が切れ、その結果、多忙によるミスが起こりやすくなります。
チェックインなどの定型業務はセルフチェックイン、突発的な仕事は人間が行うことでミスが減り円滑にホテル経営を進めることができます。

③人手不足の解消
セルフチェックインはフロント業務を代行してくれる為、スタッフのフロント業務負担が軽減されます。日常業務のなかで機械に任せる仕事を決めておくことで、限られたスタッフで宿泊者様に対するおもてなし・サービスが提供できるようになり、顧客満足度が高まる効果も期待できます。
またスタッフは時間にゆとりができ、フロント業務以外の様々な業務を行うことができるようになります。

①待ち時間の緩和
15:00のチェックイン、10:00のチェックアウトの時間帯はフロントはとても混雑します。
その際、自分の番が巡ってくるまで列に並んで待っているとストレスを感じてしまうこともありますが、セルフチェックインを導入することで、行列が起きずスムーズにお手続きができます。
チェックイン時はすぐお部屋に、チェックアウト時はササっと車に乗り目的地を目指せます。

①チェックイン
PMSに取込まれた予約データと照合し、予約情報をお客様に確認頂いた後、チェックイン手続きを行うことでPMSの予約データも自動で書き変わります。

②チェックアウト
チェックアウト または 事前精算（途中精算）を選んで頂き、ICタグをチェックイン精算機へかざすことにより、PMSのお客様情報を自動的に照合しご利用金額を表示します。
内容を確認の上、お客様に決済を行って頂きます。

③クレジットカード決済
決済方法は現金の他、クレジット決済が可能。
端末も運用や筐体のレイアウトに合わせて選択が可能。
・ルミーズ製端末
・NTTデータ製端末

④カードキー（ルームカード）発行
ICルームキーに対応しているホテル/旅館様であれば、筐体作成の段階でICカード発行機を組み込むことで、セルフチェックイン精算機より発行が可能になります。

⑤インバウンド対応（多言語対応／パスポート読込）
海外のお客様にも安心してご利用頂ける様、多言語（日本語、英語、中国語（簡）、中国語（繁）、韓国語）に対応しており、パスポートを読み込む専用スキャナも筐体に組み込むことで一連の手続きが可能となります。

⑥領収書印刷
セルフチェックイン精算機より、領収書印刷の宛名（個人名 または 会社名）を選択の上、決済完了後に内蔵のプリンターから領収書を発行します。

「リゾートホテルや旅館様向け」にセルフチェックイン精算機「Finexit」をご検討の場合、ホテルマネジメントシステム「HMS AG3」がオススメです。

「小規模（50室未満）のホテルや旅館様」でセルフチェックイン精算機「Finexit」をご検討の場合、ホテルマネジメントシステム「HMS Light」がオススメです。

その他には、他社PMSや外部システムとの連動も可能になります。
　※注）但し、接続先である上位システムのメーカーより認証を得る必要があります。